アミノ酸について

タンパク質はアミノ酸からつくられる

私達が食べる肉や魚、豆類などあらゆる食物にはタンパク質が含まれ、それが消化吸収されてヒトの体の内臓や皮膚、筋肉、血液などをつくっています。ヒトの体のおよそ20%はタンパク質で出来ていますが、タンパク質はアミノ酸が鎖のようにつながってできたもので、アミノ酸はタンパク質の基本成分と言えます。

アミノ酸には体の中でつくられないものがある

アミノ酸のうち、DNAの遺伝子情報(暗号)に従ってタンパク質となるものは20種類ありますが、そのうちの9種類はヒトの体の中ではつくることができないため、食物から摂取することが必要です。 これらのアミノ酸を「必須アミノ酸」と呼んでいます。必須アミノ酸は肉類や卵、牛乳、豆腐などには全てがバランスよく含まれているため、これらは良質なタンパク質と呼ばれています。
必須アミノ酸に該当するものは、バリン、ロイシン、イソロイシン、メチオニン、リジン、フェニルアラニン、トリプトファン、スレオニン、ヒスチジンと呼ばれるアミノ酸です。
また、アミノ酸にはタンパク質となって体の組織を形成しているものの他に、フリーランスの状態で存在しているものがあり、これらを遊離アミノ酸と呼んでいます。遊離アミノ酸には、必要な時にタンパク質の材料として利用されるものの他に、サプリメントで人気のオルニチンとかシトルリンのように別の機能をもったアミノ酸もあります。

スポーツや美容に人気のアミノ酸

ヒトの筋肉のタンパク質に含まれる必須アミノ酸のうち、4割はバリン、ロイシン、イソロイシンという枝分かれした構造のアミノ酸(分岐鎖アミノ酸)ですが、これらはBCAAと呼ばれ、筋肉を消耗する激しいスポーツをする人達に歓迎されています。また、美容では若々しいお肌を維持してくれるコラーゲンの材料もアミノ酸であり、いつまでも若々しいお肌を保つためには、コラーゲン産生を助けるビタミンCと共に良質のたんぱく質を摂ることが効果的と考えられます。