ビタミンB12について

ビタミンB12の働き

ビタミンB12(コバラミン)は、血球(赤血球・白血球)や神経を作るために必要なビタミンです。また、ヘモグロビンの生成に関わるコバルト(ミネラルの一種)を含んでいます。ビタミンB12は、様々な代謝に関わる補酵素としての働きをもっています。
3大栄養素(タンパク質、脂質、炭水化物)の代謝を助け、葉酸とともに、核酸(DNA)の合成を促進することで、赤血球の生成や傷ついた末梢神経を修復する働きがあります。

ビタミンB12が不足すると

ビタミンB12が不足しますと、悪性貧血(巨赤芽球性貧血)、脳障害、生理不順、体臭、フケ、食欲不振、血球減少、動悸、慢性疲労などが起きやすくなります。
また、神経系の働きが悪化し、物忘れ、集中力低下、末梢神経障害(手足のしびれ・脱力感等)などが起きます。悪性貧血(巨赤芽球性貧血)は、葉酸の欠乏で生じるもので、鉄分不足の鉄欠乏性貧血とは異なります。近年、貧血の約90%は、鉄欠乏性貧血だと言われています。

ビタミンB12の効能

ビタミンB12は、赤血球の生成を助け、神経の機能を正常に保つ働きがあるため、貧血で悩む方、イライラをなくしたい方、記憶力をアップしたい方、健康を維持したい方、子供の成長を心配する親御さんたちに人気です。他にも様々な効能があります。
【主な効能】
・悪性貧血を防ぐ
・神経伝達を円滑にする
・末梢神経の傷を治す
・睡眠のリズムを整える
・精神の安定をはかる
・集中力や記憶力を高める
・赤血球の形成や再生を助ける
・タンパク質、脂質、炭水化物の消費を助ける
・子供の成長促進、食欲増進、体力増進に役立つなど

ビタミンB12の目安量(2015年版食事摂取基準)

ビタミンB12の目安量は、18歳以上の男女ともに2.4 mg、葉酸は240 mg(上限量は年齢により異なる)です。

ビタミンB12の摂取法

ビタミンB12は、水溶性のビタミンB群ですので、毎日摂取する必要があります。
魚介類(貝類)・肉類・乳製品などの動物性食品に多く含まれています。
主に多く含まれる食品には、レバー、牛肉、豚肉、卵、牛乳、チーズ、かつお、さんま、あさり、納豆、もやし、しじみ、大豆、のり、貝類などです。
ビタミンB12は、肝臓に貯蔵されているため、不足することはほとんどありませんが、吸収時に、必ずカルシウムが必要となります。カルシウムと結合することにより、体内の吸収が促進されます。そのため、カルシウム不足にならないように注意しましょう。B12は健康維持に欠かせない成分ですので、健康志向の方にも人気があります。