コンドロイチンについて

コンドロイチンの概要

正式名称はコンドロイチン硫酸といい、グリコサミノグリカン(ムコ多糖類)の一つで、中心タンパク質(コアタンパク質)にプロテオグリカンとして軟骨部分などに多く存在をしていますが、皮膚、角膜、各臓器にもコンドロイチンは存在しています。

コンドロイチンの役割

コンドロイチンは存在する箇所にそれぞれの役割を発揮します。
・血管及び血管壁
がん細胞が成長をしていく過程において通常血管新生形成ではない(病的な)血管新生形成を行う事が判っていますが、コンドロイチンがこの働きを阻止する事によってがんの進行を阻止するほか、解毒作用、炎症抑止などの期待があります。
また、血中コレステロールや中性脂肪が活性酸素によって酸化した過酸化脂質を除去す能力を持っているため、高血圧や血中コレステロールの症状改善、酸化(老化)の改善に期待があります。
・内臓
体内を構成している物質と物質を繋ぐ役割を持っているコンドロイチンは主要な部分で大きな役割を果たしていますが、これらの細胞を正常化させる力を持っているため、腎臓などの疾患を改善する働きを持ちます。
・目
涙成分に近い成分を有しているとも言われており、ドライアイの症状改善への期待及び予防や眼圧の上昇を抑止する働きに期待があります。
・関節
関節は骨と骨の間にある軟骨がクッションの役割を持つ事で関節痛や骨の摩耗を防いでいますが、年齢と共にこの軟骨が少なくなってくる事で痛みが発生しやすくなりますが、コンドロイチンはこの痛み改善の役割りを果たしてくれます。
・骨
軟骨同様に骨にも存在しているコンドロイチン。カルシウムの代謝にも大きく関わりを持っており、年齢と共にカルシウムの吸収力が低下する事によって骨粗しょう症を発症させてしまいますが、コンドロイチンが骨の成長を助ける役割を果たす事で骨粗しょう症の予防や改善に力を発揮してくれます。
・肌
コンドロイチンは肌にも存在していますが、高い保水力を持っており、老化や日焼けなどによってもたらされた肌の乾燥を予防、改善する役割があります。また、血管に存在する事で老化を阻止し、身体の内側から若々しさを保ってくれます。

コンドロイチンの摂取量

ふかひれやツバメの巣などに含まれている事でも知られているコンドロイチンですが、他にもオクラや山芋等の食品にも含まれています。しかし、少し残念なのは植物由来のコンドロイチンが実は体に吸収されにくい特性を持っているという点です。比較的吸収しやすい動物由来のコンドロイチンの場合は費用面で高額な事もあり、毎日摂取するというのは現実的ではありません。また、1日に推奨されている摂取量は最低でも800mg、理想は1000mg~1200mgだと言われていますが、中には1500mgとわれているケースもあり、実は明確に定められていないのが実情です。
また、これらの推奨量は病的な症状を改善するにあたっての推奨であり、日常的に摂取する寮ではないとも言われています。
…とはいえ、これだけの効果があるコンドロイチンですので食物、動物由来のコンドロイチンとサプリでしっかり摂取するのが理想と言えます。