デルマタランについて

デルマタランはヒアルロン酸やコラーゲンと共に細胞外マトリックスの構成成分

デルマタラン(デルマタラン硫酸)は、別名コンドロイチン硫酸Bとも呼ばれ、ヒアルロン酸やコンドロイチン硫酸と同じく糖がつながったムコ多糖類と言われる物質です。主に皮膚に存在しており、名前もギリシャ語の皮膚を意味するデルマに由来しています。コラーゲンやヒアルロン酸と同じく細胞外マトリックス成分です。

デルマタランは、肌のきめ細かさや弾力性に関わっている

デルマタランは主に皮膚に存在し、その他血管や目、腱などにも存在しています。皮膚の結合組織のすき間を埋め、きめ細かい肌や、弾力性のある肌づくりに関わっています。皮膚の中心層にある真皮と言われる部分の多糖体の25%はデルマタランで、残りの大部分はヒアルロン酸からなっています。
デルマタランはその化学構造上の特性から、水に親和性が高く、強い保水力を持っています。
この他、皮膚の最下層の基底層の細胞分裂を促進することにより、肌のタンーオーバー(新陳代謝)を正常化するのではないかと期待されています。

細胞外マトリックス成分は加齢とともに減少する

私達の皮膚の中心層にある真皮の結合組織はいろいろな細胞外マトリックス成分によって構成されています。なかでも主要成分である繊維状タンパク質のコラーゲンは加齢とともに減少し20歳~80歳までの間に65%減少すると言われています。また、タンパク質にヒアルロン酸やデルマタランなどの糖鎖が結合しているプロテオグリカンも、その合成が低下することが人由来の細胞を用いた老化実験などで認められています。このようなことから、加齢とともに不足する成分を補うとともに、適切なスキンケアを行っていくことは、肌の弾力性の維持やターンオーバーの正常化のために大切なことと思われます。