グリシンについて

グリシンの概要

グリシンはアミノ酢酸の一つで、体内で合成する事ができる非必須アミノ酸です。たんぱく質を構成しているアミノ酸の中でも最も単純な構成をしているグリシンは、糖源性アミノ酸であり、別名グリココルとも言われています。数多くあるタンパク質の中で存在しているグリシンは極僅かですが、ゼラチンなどの動物性たんぱく質には多く含まれている事が判っています。ほのかな甘みやうまみなどを有していることから、調味料としてコンビニおにぎりなどにも原材料として使用がされている食品添加物の一つにもなっています。

食品添加物としてのグリシン

グリシンは食品添加物として現在は無くてはならない存在になっており、食品に記載される場合はグリシン、調味料(アミノ酸等)やPH調整剤などと明記されています。なぜ、グリシンが食品添加物として使用されているかについては、甘みやうまみ静菌作用を有している事から適材成分として扱われています。
例えばグリシンを投入したお米の場合、日持ちがする事や古いお米でも美味しく食べる事ができることから使用されており、おにぎりなどに配合されている比較的メジャーな存在です。

グリシンの効果について

食品添加物として使用されているグリシン、実は睡眠改善効果があるとしてサプリなどに含有されている事もあります。コラーゲンは1/3がグリシンで構成されている事もあり、美肌にも良いと言われています。睡眠の改善、美肌のほかにも、グリシンには抗神経伝達物質作用もあり、抗うつなどに期待があると言われています。

グリシン何から摂取が可能?

グリシンを含有している食品は多く、動物性たんぱく質の中に多く含まれている事が判っています。エビやカニなどの魚介類にも含まれているほか、牛肉、豚肉、鶏肉、牛筋、軟骨といったコラーゲンの多く含まれている食材にも含有されている事から、比較的摂取しやすい成分です。
また、食事摂取から50倍もの量他のアミノ酸から体内で合成する事ができる物質の為、体内保有量が減少する事は無いとまで言われています。体内合成では大豆などに含有されているセリンから体内合成出来る事が判っています。

グリシンに副作用はある?

食品添加物として使用されてい居る程のため、通常摂取範囲内であれば副作用は無いと言われています。現在グリシンとして出回っている物は天然抽出物はなく、石油を基に合成された物となっていますが、石油から作られたグリシンと、天然グリシンは分子構造が同じため、危険性は無く副作用はほぼ皆無と言われています。ただし、妊婦や新生児等に対する安全性に関しては未確立となっているため、控えるのが無難と言われています。