葉酸について

血を作るビタミンである葉酸

葉酸は、ビタミンB群の一種で、赤血球の形成を助けることから、血を作るビタミンとも呼ばれています。ホウレンソウやブロッコリーなど、緑黄色野菜に多く含まれています。また、葉酸は胎児の発育に寄与する大切な役割を担っています。

食事で十分な量を摂取することが難しい葉酸

葉酸の一日の推奨摂取量は、男女ともに240μgとされています。妊婦の場合は480μgと、より多くの葉酸を摂取することが推奨されています。これは、葉酸を摂取することで、赤ちゃんの神経管閉鎖障害のリスクを軽減することが期待されているからです。
葉酸を含む食品はたくさんありますが、熱に弱く、調理によって破壊されてしまうという難点があります。また、体内での吸収率が悪く、たくさん摂取することが難しいということがいわれています。例えば、ホウレンソウを200g食べると、400μgの葉酸を摂取できるという計算になりますが、実際に体内で吸収されるのは4分の1程度しかありません。葉酸は食事で十分に摂取することが難しいため、緑黄色野菜とともに、サプリメントなどで補給することをオススメします。

葉酸に期待されること

葉酸は、タンパク質を合成する酵素が働くための補助的な役割を果たしています。そのため、体の成長を促進することが期待されています。特に、細胞の増殖が盛んに行われる胎児にとって、大切な栄養素となっています。
成人にとっても、葉酸はタンパク質の合成のために必要です。特に、粘膜は細胞の生まれ変わりが早く、葉酸が不足すると炎症が起きるなどの症状が出てくるので、しっかりと葉酸を摂取することが大切になります。
葉酸は、赤血球を作り出すビタミンですので、貧血の予防にも期待されています。また、葉酸が欠乏すると、ホモシステインという成分が蓄積され、動脈硬化の危険性が増加します。動脈硬化を予防するためにも、葉酸を十分に摂取することが大切になってきます。

美容効果が期待されている葉酸

葉酸は、美肌やダイエット、アンチエイジングに対する効果も期待されています。葉酸は、タンパク質の合成に関わっていますが、タンパク質が合成されることにより、肌荒れが治ったり、肌にツヤやハリが出たりすることが期待されています。
葉酸は、血液を作ることから、冷えが改善され、体温が上がります。体温が上がると基礎代謝があがるため、太りにくい体質になることが期待できます。
また、葉酸の働きにより、腸の働きが活発になり、便秘解消につながることも期待されています。