選んではいけないプラセンタ

プラセンタサプリメントを選ぶ際、できれば選ばないほうがよいサプリメントがあります。
プラセンタ含有量があまりに少ない、価格が高すぎるといったサプリメントがその中の一つですね。

さらに、それら以外に「植物性プラセンタ」や「海洋性プラセンタ」と表記されているものもあまりおすすめできません。
というのも、植物や魚には本来プラセンタが存在しないためです。

他にも、「羊プラセンタ」も避けるべきです。羊プラセンタは日本国内での使用が厳しく制限されており、一部の国で採取されたもの以外は使用が認められていないのです。
市販されている羊プラセンタはもちろんこの制限に則ったものであるはずですが、もしそうでなかったら・・・という不安があります。
ですから、なるべくなら選ばないほうがよいのです。

このように、今回は「選んではいけないプラセンタ」についてお話していきますね。

植物性プラセンタとは?

プラセンタは「胎盤」を意味する言葉です。胎盤は主に哺乳類のみが持つ器官で、植物や魚は持っていません。
そのため、「植物性プラセンタ」という名称はそもそも誤りなのです。

ただ、植物にも胎盤と似た器官があります。その器官が果たす機能や、含まれている成分は動物性プラセンタに近いため、便宜上、植物性プラセンタと呼ばれているのですね。

では、プラセンタとして効果はどうなのかというと、動物性のものと比べるとやや力不足感があります。
アミノ酸も豊富に含まれていますし、成分としてはそこまで大きな違いはないのですが、植物性プラセンタには「成長因子」と呼ばれる成分が含まれていないのです。

成長因子は細胞の分裂スピードを上げ、細胞の生まれ変わりを促進させる効果があると考えられています。
そして、これを摂取することで、加齢による体の機能低下をある程度抑えられると言われているのです。

成長因子だけの違いならそこまで変わらないんじゃと思うかもしれませんが、プラセンタを摂取することで得られる体の変化には、成長因子がとても大きな役割を果たしています。
ですから、成長因子が含まれていない植物性プラセンタでは、十分な効果を実感できない可能性があるのですね。

海洋性プラセンタとは?

植物と同じく、魚にも当然胎盤はありません。魚は卵を産んで繁殖しますから、胎盤は持ちあわせていないのですね。
ただ、魚にも胎盤と同じような機能を持つ器官があります。それは卵巣膜という器官で、胎盤と同じように卵の中身を守り、栄養を届けるという機能を持っています。

卵巣膜もやはり栄養成分が豊富に含まれているので、これを加工したものを海洋性プラセンタと呼んでいるのですね。

しかし、海洋性プラセンタも成長因子を持っていません。そのため、やはりサプリメントにしても動物性プラセンタと比べるとやや物足りなく感じてしまいます。
その代わりに多くのアミノ酸が含まれているので、肌状態の改善には役立つかもしれません。

それでもプラセンタが持つ有用な効果がごく一部に限られてしまうので、あまりおすすめはできません。

羊プラセンタについて

羊プラセンタ

羊プラセンタそれ自体はとても有用なものです。羊の胎盤は人のそれに近いと考えられているため、摂取した際の吸収も効率よく行われると言われています。
また、アレルギーのような健康被害を引き起こすリスクも低いとされ、使いやすいプラセンタとして評価されています。

では、どうして羊プラセンタは国内であまり流通せず、それどころか厳しい制限が課されているのでしょうか。
それは羊が発症する「羊スクレイピー」と呼ばれる病気に原因があります。

羊スクレイピーは一昔前に流行った「狂牛病」や「BSE」に近い病気です。羊スクレイピーの恐ろしさは、羊スクレイピーに感染した羊を人が摂取した場合、人への感染リスクもあるとされていることです。

そこで、狂牛病が日本国内で発生した際に、牛と一緒にまとめて羊にも輸入制限がかけられたのですね。
この輸入制限により、日本国内で使用できる羊プラセンタは一部の清浄国で採取されたものだけと決められてしまったのです。

市販されている羊プラセンタはもちろんこの制限をクリアしているはずですが、もしかしたら・・・という不安は拭いきれません。
ですから、羊プラセンタを選ぶよりは、同じ動物性プラセンタである馬や豚由来のプラセンタを選ぶことをおすすめします。

まとめ

選んではいけないプラセンタとして、植物プラセンタ、海洋性プラセンタ、羊プラセンタをご紹介しましたが、実はそれ以外にも選ぶべきでないプラセンタサプリメントはたくさんあります。

どれが良くて、どれがダメなのか、しっかりとした知識がないと判断が難しいとは思いますが、正しい選び方を知り、成分表をきちんとチェックすることで判断できるようになるはずです。

間違ったサプリメントを選んでしまって結局効果が出ず、そのままやめてしまうのはとてももったいないです。
適当に選ぶのではなく、自分の中で納得できるサプリメント選びをしましょうね。