プラセンタで起こるデメリットについて

プラセンタで起こるデメリットはある?

 サプリメントだけでなく、医療の現場で治療薬として、またドリンクや化粧品、ヘアケア商品など様々な製品に応用され、多くの方々が使用しているプラセンタ。その効果は身体中に及び精神面にも良い影響をもたらします。ですが、良いことばかりだと不安になってしまうのが人間の性ですよね。

プラセンタによって起こるデメリットはあるのか、あるとすればどのようなことなのかをご紹介していきます。

サプリメントは医薬品ではないため、副作用という言葉は本来当てはまりません、プラセンタによる重大な身体への悪影響の報告もありません。

最も多く噂されている「プラセンタで太る」「プラセンタのせいでニキビが増えた」という内容の真偽については後ほどご説明しますね。

ご参考までに、よくみられる、もしくは噂されている、プラセンタ摂取によって身体に起こる変化について触れておきます。

  • 太る、むくむ
  • ニキビができる・増える、顔や頭皮が脂っぽくなる
  • 睡眠障害:眠気、早期覚醒
    →出現パターンは個人差が大きいのですが、本来の体内リズムに戻そうというプラセンタの働きが睡眠に変化をもたらします。しばらくすると従来の睡眠リズムに戻ります。
  • 月経異常:出血増加、月経周期の不順など
    →プラセンタ自体はホルモンではありませんが、女性ホルモンのバランスを調整する作用があります。そのため、ホルモンバランスが落ち着くまで、月経や子宮筋腫など女性ホルモンに関与した症状が現れることがあります。

太る

太るって本当?

プラセンタの影響で太る、と言われてしまう原因として、いくつかの理由が考えられます。

プラセンタの成分によって太るのでは?
→5大栄養素を含む栄養成分や細胞成長因子がたくさん含まれているからカロリーが高いのではないか、と思うのは勘違いです。
プラセンタの成分自体のカロリーは低く、サプリメントやドリンクも低カロリーを売りにしている製品が多く発売されています。
また、細胞成長因子は皮膚の細胞に働きかけてハリを出したり、筋肉や骨を成長させたりする作用はありますが、脂肪を増やす作用はありません。むしろ代謝を促進させるのでダイエット目的で摂取する方もいらっしゃるくらいです。
ピルと同じように女性ホルモンに影響するから太るのでは?
→これも間違いで、プラセンタは女性ホルモンのバランスを調整する作用があるだけで、ホルモン剤ではありません。よって、ピルと同様の影響があるというのは勘違いですので覚えておいてくださいね。

食欲が増して体重が増えた!
→もしプラセンタ摂取によって太ったとしたら、このケースが最も可能性が高いです。プラセンタに含まれる細胞因子IGFは血糖値と関連があり、胎児に栄養を与えるべく母体の食欲を増進させる作用があります。ですので、プラセンタを摂取したことによって食欲が増えすぎて太ってしまうような場合には、摂取量を減らす、もしくは食事の量や内容に気を付けて適度な運動をするなど気を付けるようにしましょう。

ニキビが増えるって本当?

 特に若い世代の方に見られる症状なのですが、一時的に起こる可能性は充分にあります。プラセンタによって代謝が促進し、皮脂の分泌が増加することでニキビや吹き出物ができてしまうことがあるのです。
健康な肌を維持するには欠かせないことでもあるのですが、基礎代謝が高い年代だと脂性肌のようになってしまいます。しかし、お肌が油っぽくなっても毛穴で細菌が繁殖しなければ完全なニキビにはなりませんので、プラセンタを摂取していてお肌のテカリやニキビが気になる方は、いつも以上にお肌を清潔に保ち、丁寧なスキンケアを心がけましょう。

あまりにもお肌トラブルがひどい場合には、プラセンタが強すぎるか、過量だった可能性もあります。落ち着くまで摂取を控え、量を減らして再開すると良いかもしれません。

ただし、皮脂の分泌が増加して脂性肌になったということは、お肌の細胞が活性化され、ターンオーバーが促進されているという、いわばプラセンタの効果が症状として現れている証拠でもあります。ニキビができてしまったときには驚くかもしれませんが、悪いことではないのですよ。

継続摂取による経済的負担

最も現実的なデメリットと考えられるのが、経済的な負担でしょう。
プラセンタは継続的な摂取によって効果が期待されるものですので、一時的に摂取してやめてしまうのはおすすめできません。

個人差はありますが、少なくとも3カ月ほどは継続摂取しないと効果を実感できないため、サプリメント購入のための出費が必要となります。

しかし重要なのは効果と費用のバランスなのではないでしょうか。
安価だからといってプラセンタ含有量の少ない製品を選んでしまっては意味がありません。肌質や体調が改善されれば、他での出費が抑えられる可能性もあります。ご自分の目的に合ったコストパフォーマンスの良いプラセンタサプリメントを探してみてくださいね。

プラセンタの副作用?

プラセンタの安全性について別の章で述べましたが、プラセンタは基本的に副作用(正確には悪影響)がなく安全性の高い成分です。

しかし、摂取を始めた直後から体重増加、胸の張り、頭痛、ニキビ、じんましん、月経異常(出血増加や周期の不順など)、睡眠障害などが起きる場合があります。

しかしこれらの症状は副作用ではなく、症状や体調が改善する方向に進む際、一時的に体調が悪くなる好転反応という正常な反応現象であることが多いのです。しばらく摂取を続けるうちに自然と軽快してきますので、プラセンタによる副作用だと思い込まないように気を付けてくださいね。

プラセンタにはアミノ酸、たんぱく質が含まれているため、食べ物と同じようにアレルギーが出てしまう方もいらっしゃいます。

症状が重くて日常生活が正常に送れないとき、全く良くならないときには、プラセンタの成分ではなく製品に配合された他の成分が原因となっている可能性があります。摂取量を控える、製品を変えるなどの対策を取り、体調によっては医師に相談することをおすすめします。

プラセンタメリットデメリット

デメリットが起こりにくいのがプラセンタのメリット

結論として、プラセンタに大きなデメリットはありません。
健康にも美容にも良く、心身ともに様々な改善が期待できるプラセンタは、非常に安全性が高く、性別や年齢を問わずご使用いただけます。経済的な負担がかかるという点を除いて、プラセンタサプリメントは長期的に安心して摂取できるとても魅力的な成分です。

参考文献:
プラセンタ療法と統合医療 吉田健太郎・著(たま出版)
体にやさしい実践プラセンタ療法 吉田健太郎+各科医師16人(東洋医学舎)
胎盤力 プラセンタ・パワー 吉田健太郎・著(H&I)
プラセンタ医療の現場から 景山司・著(現代書林)
プラセンタサプリの副作用とは?体に及ぼす影響は? | キレイのネタが100個ある新・美容ブログ: https://kimeyaka-blog.com/placenta-supplement-side-effect-2614
【医師監修】プラセンタは太るって本当? | スキンケア大学:
http://www.skincare-univ.com/article/004142/