Q:プラセンタサプリは、他の薬と併用しても平気ですか?

A
基本的には、プラセンタと併用することで問題がある薬の存在は発表されていません。そもそも「プラセンタサプリメント」自体は薬ではなく健康食品ですから、あまり気にする必要はないともいえます。

ただ、医薬品のプラセンタには、相性の悪い薬が挙げられているものもあります。

医療用プラセンタと相性の悪い薬もある?

株式会社日本生物製剤が、肝機能改善剤として製造している「ラエンネック」のインタビューフォームによると、「プラセンタエキスと医薬品に相互作用はない」ということが記載されています
出典(株式会社日本生物製剤ラエンネックインタビューフォーム  http://jbp.placenta.co.jp/pdf)。

ただ、「pH8.5以上の強塩基性の薬剤」とプラセンタを混ぜることで、薬の効き目が弱くなるかもしれないことも同時に示唆されています。これには、利尿剤や抗生剤、喘息の薬、ヘルペスの薬、鉄欠乏性貧血などの薬が含まれているようです。

持病の治療で薬を服用している際は、念のためその薬について調べた上でプラセンタの摂取を決めるほうが安心かもしれません。薬が効かなくなる方が、体に悪いですからね。

しかし、これはあくまで医療用に用いられるヒト由来のプラセンタエキスの話。美容目的で手軽に始められるプラセンタサプリメントは、薬ではなく健康食品ですから、あまり薬との併用を気にすることはないと考えられます。

低用量ピルとプラセンタの関係性

生理痛の緩和や不妊を目的として低用量ピルの処方を受けている方は、プラセンタとの併用が心配という人も多いようです。なぜなら、プラセンタには「ホルモンバランスを調整して、生理痛を緩和したり、更年期障害を和らげたりすることが期待できる」と言われているからです。

この点に関して、現段階でピルとプラセンタの併用によるトラブルの報告例はありません。プラセンタ自体にはホルモンが含まれているというわけではなく、あくまでバランスを調整する働きが期待できるだけ。ですので、ホルモン量が増えて体調に悪影響を及ぼしたり、ピルの効き目が無くなるということはないと考えられます。

ただ、あくまで現段階で報告されていないだけで、「全く問題ない」という証明があるわけではありません。どうしても不安な方は、プラセンタサプリメントは避けるか、お医者さんに相談されると安心かもしれませんね。

サプリメントの場合は心配する必要はないが、気になる場合は医師へ相談を

プラセンタサプリメントは、「健康食品」ですから、薬との併用に神経質になる必要はなさそうです。
あくまで不足している栄養素を補うもの、という位置づけだからです。

しかし、薬を服用している人が「もしかしたら悪影響かも…」と心配しながら飲むのは、体にいいことではありません。心配が勝るのであれば、無理にプラセンタを飲む必要はありません。

基本的には「プラセンタと薬の併用は問題ない」と思われますが、自分の体との相性を見ながら飲む分量の加減やお医者さんへの相談等の対応を取ってくださいね。