Q:植物性プラセンタとは何ですか?

A
植物性プラセンタとは、実の栄養分となる「胎座」という部分に由来する成分のことです。植物の成長をささえる胎座には、アミノ酸やビタミン、ミネラルと行った栄養素が豊富に含まれていることから、哺乳動物の胎盤を由来とする動物性プラセンタと同等の働きが期待できるとして、注目されています。

ただ、動物性プラセンタと違って、「成長因子(グロースファクター)」は一切含まれていません。

そのため、美容と健康にいいという点は同じですが、期待できる変化についてはやや違いがあるというのが現状です。

植物性プラセンタの特徴

植物性プラセンタとは、「胎座」から抽出されたエキスのことを指します。胎座とは、植物のみの成長に関わる部位で、動物における胎盤と似たような働きをする箇所です。

ライ麦や大豆等を原料にしていることが多く、動物性のプラセンタに比べて以下の特徴があると言われています。

・自然由来なので、動物性のプラセンタよりも安全性が高い
 ※ただ、食物アレルギーの人は摂取できないので注意が必要。また、製造過程における安全性については、プラセンタの種類にかかわらず別途見極めることが必要です。
・プラセンタ特有の臭いが少ない
 ※動物性のプラセンタは、獣臭い・生臭い独特の臭いがあり、それを苦手とする人は多いです。

動物性のプラセンタの安全性に疑問を感じている人、プラセンタの味が苦手な人などは、試してみてもいいかもしれません。

ただ、植物性プラセンタは、本来の「プラセンタ(動物性プラセンタ)」とは似て非なるもの、ということは理解しておいてください。

プラセンタには、海洋性もある

植物性、動物性の他に、「海洋性プラセンタ」というものも存在します。

海洋性プラセンタは、魚(サケやマスなど)の卵巣膜から抽出されたエキスのことを指します。卵巣膜も栄養が豊富で、必須アミノ酸は馬よりも多い9種類が含まれているそうです。

植物性プラセンタと同様に、動物性プラセンタに含まれる「成長因子(グロースファクター)」は含まれていません。しかし、アミノ酸をしっかり補うことができるので、疲労回復等には良いのではと思われます。

植物性、海洋性、動物性のプラセンタの違い

一般的に市販されているプラセンタの大半は、動物性プラセンタです。日本では牛由来のプラセンタはNGですので、馬・豚・羊由来のプラセンタが使われています(医療用のみ、ヒト由来プラセンタが使われています)。

動物性プラセンタと、植物性・海洋性プラセンタの大きな違いは、「成長因子(グロースファクター)」の有無。成長因子とは、細胞分裂に働きかける動物性プラセンタ特有の成分で、これにより新陳代謝が活発になるなどの変化が期待できると言われています。つまり、「プラセンタを飲んで、肌が若返った」と感じるのは、動物性プラセンタ特有の良さと言えるでしょう。

※植物性プラセンタ・海洋性プラセンタの細胞分裂に関する効果については、まだ研究段階で、今後さらなる可能性が秘められていることが分かるかもしれません。

だからといって、植物性・海洋性が「全く意味のないもの」という訳ではありません。あくまでも、ビタミン・ミネラル・アミノ酸を補うサプリメントとして、動物性プラセンタとは別物と考えて選ぶといいのではと思います。

もし、美肌や若返りに注目してサプリメントを選んでいるのであれば、植物性のものより動物性プラセンタを選ぶことをオススメします。