鮫軟骨抽出物について

古来より健康長寿の源であった鮫軟骨

サメは強い生命力を持っています。魚は硬骨魚と軟骨魚にわかれていますが、サメは軟骨で体を支えている軟骨魚です。鮫軟骨抽出物は、サメの柔らかい軟骨を抽出したものです。鮫軟骨は、古来より中国で不老長寿の料理として食されてきました。

肌を健康に保つことが期待されるムコ多糖

サメは、怪我をしてもすぐに治り、病気にもかかりにくいのですが、鮫軟骨に含まれるムコ多糖が大きく関係しているといわれています。ムコ多糖は、タンパク複合体としてのアミノ酸を含む多糖体の総称です。体の細胞のみずみずしさを保つ水分量をコントロールしているのがムコ多糖です。ムコ多糖が不足すると、皮膚の結合組織が縮み、水分が失われて肌がカサカサになったり、老廃物が溜まって肌のハリやつやがなくなったりします。鮫軟骨抽出物を摂取することで、若々しいお肌を保つことが期待されています。
また、ムコ多糖は、血管の新生を抑える作用があると考えられています。血管新生とは、すでにある血管から新しい血管を作り出すことです。がんなどの病気では血管新生が起こりますが、血管新生を抑えることで、病気の進行を抑えることができると考えられています。ムコ多糖は、加齢とともに減少しますので、意識的に摂取することをオススメします。

ムコ多糖の主成分であるコンドロイチン

鮫軟骨抽出物にはムコ多糖が多く含まれていますが、ムコ多糖の主成分はコンドロイチンです。コンドロイチンは、関節がスムーズに働くようにする役割を果たしています。人の体の中の骨と骨が接触する部分は、クッションの役割をする軟骨でおおわれていますが、軟骨と軟骨の間には滑液が分泌され、やわらかな関節の動きをサポートしています。この滑液を包み込んでいるのがコンドロイチンです。コンドロイチンは、食事で補うこともできますが、多くの量を摂取することは難しいですし、加齢とともに減少していきます。コンドロイチンを多く含む鮫軟骨を摂取することで、関節がスムーズに動き、関節症リウマチや変形性関節症などの病気を緩和することも期待されています。
また、鮫軟骨抽出物には、コラーゲンの生成を助けるとも考えられています。肌のみずみずしさは、コラーゲンとコンドロイチンの相乗作用によって保たれるので、鮫軟骨抽出物を摂取することで、美肌を保つことが期待されています。このように、鮫軟骨抽出物には、病気にかかりにくくなることや、美容に関することが期待されています。