セラミドについて

セラミドの概要

セラミド(英語名: ceramide)は・天然保湿因子・皮脂・セラミドの3大保湿因子の一つであり、肌細胞の中で生成される皮膚に存在しているものです。
皮膚(肌)には角質細胞が何層にもなって形成されていますが、細胞と細胞の間を埋めている“細胞間脂質”の主成分となっているものがセラミドで、皮膚の最上部に位置している表皮角質層に存在しています。

水と混ざりにくいのが油であると言われていますが、セラミドは脂質ですが保水機能が高く角質層にある水分の蒸発を防ぐ働きを持っています。
この働きによってみずみずしい肌をキープできています。

セラミドは細胞膜に高濃度で存在しており、酵素郡の働きによってセラミドが浮遊した際に細胞伝達物質になります。
このことによって分化や増殖、PCD=プログラム細胞の死亡、タイプⅠPCD=アポートシスを細胞内と細胞外でコントロールする事が判っており、近年増えているアトピー性皮膚炎はセラミド合成障害によって発症する事も判っています。

肌の潤いに欠かす事の出来ないセラミド

若年層の肌には多くのセラミドが保有されている事から、肌がみずみずしく保てています。
しかし、加齢によってセラミドの保有量は年々減少してしまい、20歳を10とすると40歳頃には5割と半減してしまい、70歳になってくるとその保有量は2割にまで低下してしまう事で肌の老化が進行する事が判っています。

よく似た働きを持つヒアルロン酸との違い

セラミドもヒアルロン酸も角質層に存在しており、高い保水力を発揮する成分です。
この2つの成分の大きな違いは存在している箇所にあります。
角質層は表皮⇒真皮⇒皮下組織と別れており、セラミドが表皮角質層に存在するのに対してヒアルロン酸は真皮角質層に存在しています。
このヒアルロン酸は真皮に存在しているコラーゲン、エラスチンの細胞間に出来た隙間を埋める細胞間成分となっています。
これらの事から、同じ角質層でも表面にあるセラミドと、より深い部位に存在しているヒアルロン酸を上手く使い分ける事でより肌に水分が行き渡り、みずみずしい肌を保つ効果があり、保水力が回復する事で乾燥によるシワやたるみなどの肌の老化を改善する事が期待されます。