低分子ヒアルロン酸について

目や肌の潤いを保つヒアルロン酸

ヒアルロン酸は、保水力を持つ成分で、目や肌の潤いを保っています。ドライアイの予防や、肌の乾燥予防が期待されています。ヒアルロン酸は、分子量の大きさによって、高分子ヒアルロン酸と低分子ヒアルロン酸にわかれています。

医薬品や化粧品として用いられるヒアルロン酸

ヒアルロン酸は、水分を保つ力が強く、1グラムで6リットルもの水を蓄えることができるといわれています。目や肌、関節に多く存在し、潤いを保つ役割を果たしています。ヒアルロン酸は、体のいたるところに存在していますが、加齢とともに減少していきます。
ヒアルロン酸は、1934年、アメリカのコロンビア大学の教授らによって発見されました。1987年には、日本で医薬品としての使用が認可され、目の治療や関節炎の治療として用いられているほか、化粧品にも含まれていることがあります。

体内に吸収されやすい低分子ヒアルロン酸

高分子ヒアルロン酸は、食べ物などに含まれる天然のヒアルロン酸で、粒子が大きくなっています。一方、低分子ヒアルロン酸は、粒子が小さく、天然にはほとんど存在していません。高分子ヒアルロン酸は粒子が大きいため、肌にはほとんど吸収されませんが、低分子ヒアルロン酸は粒子が小さいため、肌に吸収されやすいというメリットがあります。体内に吸収させるために、人工的に作られたものが低分子ヒアルロン酸で、サプリメントや化粧品に含まれることがあります。
低分子ヒアルロン酸は、吸収されやすい分、早く分解されてしまうという傾向があります。高分子ヒアルロン酸の2~3倍の早さで分解されてしまいます。そのため、低分子ヒアルロン酸の効果を持続するためには、継続的に摂取することをオススメします。

低分子ヒアルロン酸に期待されること

低分子ヒアルロン酸は、保水力が高いため、目の乾燥を防ぐことが期待されています。特に、ドライアイに対する効果が期待されており、点眼薬にも利用されています。目は、人体で最も水分が必要な部位ですが、低分子ヒアルロン酸を摂取することで、目の働きがよくなることが期待できます。
皮膚に存在するヒアルロン酸は、肌の弾力やハリを保つことに貢献しています。しかし、加齢とともに、皮膚のヒアルロン酸は減少していきます。低分子ヒアルロン酸を摂取することで、ハリと弾力のある肌を保つことが期待できます。
また、ヒアルロン酸は、関節と関節の間にある軟骨にも含まれており、関節の動きをなめらかにし、衝撃を緩和するクッションの役割を果たしています。ひざなどの関節に痛みを感じるときは、低分子ヒアルロン酸を摂取することで、関節痛を緩和することが期待できます。