ビタミンB2について

ビタミンB2について   

ビタミンB2は、水溶性のビタミンB群の一種です。そのため、毎日摂取する必要があります。エネルギー代謝をはじめ、生命維持には欠かせないビタミンで「黄色いビタミン」とも呼ばれています。細胞の再生をはじめ、老化、肥満、動脈硬化、皮膚疾患の予防などに役立ちます。

ビタミンB2の働きとは?

ビタミンB2(リボフラビン)は、成長を促進し、皮膚・髪・爪などの細胞の再生を助けてくれます。また脂質、糖質、タンパク質の代謝に必要な栄養素です。代謝することにより、体のエネルギーに変えることができます。
特にビタミンB2は、脂質(中性脂肪等)の代謝に大きな働きをもっています。既にできてしまった有害物質である過酸化脂質(酸化してしまった脂質)を取り除く作用があるため、肥満や動脈硬化などの生活習慣病の予防に繋がります。
また、塩分を体外に排泄させる、脳や肝臓の働きを助ける、成長ホルモンの合成、解毒作用、肌トラブルや視力低下の予防、眼精疲労の改善などに役立つ働きがあります。

ビタミンB2が不足すると?

ビタミンB2が不足すると、エネルギー代謝がうまく行われず、体内に脂肪として貯えられます。また、子供の成長障害をはじめ、胃腸障害、肝臓機能低下、肌荒れ・髪のトラブル、口・唇・皮膚の炎症、めまい、不眠症、目のトラブル(充血、結膜炎、眼精疲労等)、日光過敏症などが起きやすくなります。
ビタミンB2の目安量(2015年版食事摂取基準)は、18~49歳で男性の場合は1.6 mgで、女性は1.2 mgです。水溶性のビタミンB群であるため、余分に摂取された場合は、尿中で排泄されます。

ビタミンB2の働きを阻害されるものとは?

長期間の薬物服用(抗生物質、精神安定剤、経口避妊薬を連用した場合等)により、ビタミンB2の働きを阻害されることがあります。また、アルコールには、脂質の分解を妨げる働きがあります。他にも、タンパク質の摂取量が少ないと結合できず、ビタミンB2が尿とともに排出されます。

ビタミンB2を含む食品は?特にB2が必要なかたは?

ビタミンB2は、水溶性のビタミンなため、光に弱く、水に溶けやすい性質をもっています。そのため、水洗いは手早く済ませる、光を遮る容器で保管するなど、注意が必要です。
ビタミンB2を含む主な食品としては、ビール酵母、レバー、牛乳、チーズ、ヨーグルト、緑黄色野菜、納豆、卵、うなぎ、さんま、のり、大豆などがあります。
特に授乳期・妊娠中のかた、激しい運動をするかた、食事制限をされているかたなどは、通常より不足気味となりやすいですので、ビタミンB2を多めに摂取することが大切です。